先日、ローカル番組で心躍る情報を耳にしました。
札幌市民のソウルZOOこと円山動物園は、数年前から再生計画を市民とともにつくり、約1年前に「円山動物園基本構想」が決定しました。
基本理念は「人と動物と環境の絆をつくる動物園」 その理念を具現化したビオトープが今年からつくられるそうです。
キーとなるのは円山川

この写真は、円山公園の動物園側の入口付近を流れゆく円山川です。
円山動物園では、動物園の役割を単なるレジャーの場から自然環境教育施設の場へ、種の保存や動物の調査研究の機能を重視する方向に軸足を移します。 つまり環境のメッカにしていこうという取り組みです。
さて円山川。 ここから上流は動物園と原始林の間を遡る流路なのですが、この周辺の森をビオトープとして整備するそうです。
「円山動物園の森」は、札幌の原風景を取り戻すため、多種多様な生物が生息する環境(ビオトープ)を創生します。具体的には50年くらい前の森。 森には沢が流れ、国蝶オオムラサキやニホンザリガニやエゾサンショウウオ、エゾアカガエルなどの在来種・固有種がふつうに棲み、営みを続ける・・・
今年度は植物と生物の調査をし、いよいよ散策路や水路がつくられます。 それに伴い観察会も行われます。国内の動物園では初めての試みです。
円山動物園の森 http://www.city.sapporo.jp/zoo/tree/forest/index.html
円山動物園の森最新ニュースレター http://www.city.sapporo.jp/zoo/tree/forest/pdf/forest_3_1.pdf http://www.city.sapporo.jp/zoo/tree/forest/pdf/forest_3_2.pdf
この情報を聞いた時、さすが札幌だなぁ〜と思いました。
春夏のお休みの日、ちょっとした親水施設のある川は、どこもファミリーでいっぱいです。 子ども達がお母さんやお父さんと一緒に、川に入って遊ぶ姿が見られます。 これって、あたり前のようでいて、珍しいことです。
とくに70年代の公害や、石炭採掘最盛時など、「汚いから川に入るな!」と言われて育った時代を考えると、びっくりするような光景です。 今、札幌市民は、川の自然環境をちゃんと知っているのですね〜
そんな街の動物園が、むかしの自然に触れ、環境の大切さを発信する場になるということは、しごく当然の成り行きなのかもしれません。
ぜひぜひ、観察会に参加しようと思います。
そして円山動物園は、もう一つのサプライズを発表しました。 なんと、園で繁殖したオオワシを、サハリンで放鳥する計画をスタートするというのです。
STV動画ニュース http://www.stv.ne.jp/news/item/20080314185515/index.html
これから、円山動物園から目が離せません!
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