就学の子どもを抱える親御さんなら、このニュースに関心が高いのでは。
ゆとり教育見直しへ(11月9日 読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000404-yom-soci

小学校で11年度、中学は12年度、高校は13年度から新指導要領を全面実施する方針が、保護者からの要望で、一部09年度から実施され、学校現場での「脱ゆとり」が予定より早まる見通しだそうです。
沖縄タイムスという新聞の11月9日社説で、改定の概要と矛盾を指摘しているので、引用させてもらいます。 http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20071109.html#no_2
改定は、小中学校で主要教科の授業時数、教育内容を増やし、現行の指導要領の要である「総合的な学習の時間」を削減する。中学校の選択教科の時間も大幅に削減、必修教科に置き換えられる。 自ら学び、考えるという「生きる力」の理念は「ますます重要」として継承される。
だが、現行要領が子ども主体の学習の論理であるのに対し、改定要領では「教えて考えさせる指導の徹底」となり、教師中心の指導論理に転換した。思考力や学習意欲は、まず基礎的・基本的な知識・技能を取得することが基盤だと強調している。
急な方針転換は、これまで教育現場が取り組んできた総合学習の成果を無に帰してしまわないだろうか。学力低下の批判を受けた中教審が、なし崩し的に進めてきた授業時数増、知識・技能の基礎学力重視という流れを追認したとしか言いようがない。
主体的に学ぶ意欲をはぐくむ視点でみれば、授業時数増という処方せんで「生きる力」を育成できるかどうか、はなはだ疑問といえよう。
懸念されるのは教員が多忙になり、子ども一人一人に向き合うゆとりがなくなることだ。見直しのすべてを学校現場に押し付けられては、疲弊してしまう。子どもの「生きる力」をはぐくむためには、学校への支援体制が必要なのは言うまでもない。
まったくもってその通り! 授業時間は増やすけど、生きる力を育む時間は重要という。 現場の先生は、ますます負担が増え、混乱するのでしょうね。
ゆとり学習の槍玉にあがるのが総合学習ですが、すべてを否定するには、沖縄タイムス社説同様もったいない気がします。
北海道では、成果をあげている学校がたくさんあります。 そこに共通しているのは、親の理解と協力、地域の参加、そして専門家による指導です。
川に関して言えば、管理する河川事務所(国)や土木現業所(道)は、総合学習を支援してますし、サケに関する施設も同様です。 北海道には「北海道アウトドア資格制度」もあり、ネイチャーガイドやインストラクターもいっぱいいます。 また、地域のことだったらガイドボランティアが適任でしょう。 河川愛護団体も力強い味方です!
学校だけが背負い込まずに、こういった機関等に協力してもらえば、総合学習の時間は減っても、成果は上るのでは? 子どもには、道徳の授業よりも経験が必要です。 文部科学省も、そういった体制を支援してくれれば良いのに。

ちなみにわが子は、この「ゆとり教育」のすべてを受け、改定も間に合わぬ世代でしょう。 テストの成績が悪いのも、ゆとり教育のせいにしとこう。 今度の定期テストはがんばれぇ〜〜〜
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