「北国の短い夏」とは、よく例えたもので、 暖かくなってからの日数の経過が、まるで駆け足のようです。
そんな夏のはかなさを象徴する、ホタルの季節到来―
里山の生き物で、むかしは日本中にいたホタルですが、都市化や農業の近代化等でその数は激減し、今ではトンボとともに、水辺環境を見る指標になっています。
北海道に棲息するポピュラーなホタルはヘイケボタルで、ゲンジボタルよりも小型で、少し汚れた水でも生きられるようです。(沼田町ではゲンジボタルの飼育も行っている)
札幌市清田区で10年の活動をつづける「NPO札幌清田ホタルの会」。 子ども達にホタルを見せてあげようと飼育活動をつづけ、札幌市も協力して、清田区役所の裏に全長40mの水路を造ってくれました。そこに農業用ハウスの骨組みに蚊帳を張って覆ったところ、ホタルは逃げなくなったのだそう。
地域の小学生もホタルの飼育に参加して、活動はどんどん広がりを見せ、地域を代表する取り組みに。 この地区を流れる厚別川河川敷の草刈りとごみ拾いに約1000人も参加するほど、河川愛護意識の高い地区です。
清田区ホタル鑑賞会 7/15(火)〜21(月) 19:30〜21:00 清田区役所裏の池 札幌市清田区平岡1条1丁目 ※ホタルの成育状況や天候などによっては、観賞できない場合もあります
【お問い合わせ先】 清田区市民部 地域振興課 まちづくり調整担当 〒004‐8613 札幌市清田区平岡1条1丁目2−1 TEL 011-889-2400 内線253
サクラといい、サケといい、日本人は限られた時間を精一杯生きる動植物に心惹かれますね。 こういう市街地に生きるホタルには、必ず苦労して取り組んでいる人々の物語があります。
これからも、そんな心温まるホタル情報をお知らせしたいと思います。

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