北海道は、桜の開花がまた早まったようです。 来週から、ぼちぼちと、薄紅に染まっていくのでしょう〜
こんなに春が駆け足で訪れると、農作業も早まりそうですね。 (田園都市・南幌町の春景色)

今、北海道の川は融雪期で水位が高く危険ですが、 もうすぐ田植えがはじまる灌漑(かんがい)期になると、川の水は大量に耕地に供給されます。 川で、こういった遮断構造物を見たことはありませんか? (常呂川第二頭首工・北見市)

頭首工を含む堰(せき)は、川の流れを堰き止め水位を上げることによって、田に水を送る用水路への取水を容易にする施設です。
取水口です(多分)

一方、生産地の田は、雪が融けると田起こしをして土をやわらかくし、準備が整ったところで、川から水をひいて代掻きに入ります。 田植え前の水を張った田を代田(しろた)、苗植えを終えた田を代満(しろみて)というそうです。

灌漑期になると、水位が大変低くなる川もあるようです。 非灌漑期は、取水口のゲートなどを閉じて、そのまま川に流します。 本州では、ハクチョウなどの渡り鳥が飛来するため、非灌漑期でも田に水を張る「通年通水」をしてる地域もあるようですね。
また、水田は川の水を取り込むことから、遊水地のような治水効果、 ドジョウやホタルなどの生物の生息の場、そして湿地の役割も果たすようです。
このように、川を農業や発電等に使うことを利水といいます。 ダムをはじめ、川には暮らしや産業に使うための施設がたくさんあります。 そういうものを見つけ、「何だろう?」と思って調べていくと、違う世界が広がったりしますね!
以前、どなたかのお話の中で、水の高度利用をしつつ、かつ、川にはつねに水を流しましょうという日本独自の河川法が昭和39年に定められたというのを聞きました(平成9年改正)。つまり、水は使うけれど、川は川であるべきという法律で、世界では珍しいそうです。
過剰な利水により、下流が枯渇してしまった国が多いそうです。 日本の農業と土木の考えや技術は素晴しいですね。

*本日記は、wikipedia「堰」「田」を参考にまとめましたが、なにぶんにも農業未経験&土木知識のない素人のため、間違った箇所があるかと思います。前もってお詫びするとともに、ご指摘願えれば幸いです。
テーマ:札幌/北海道の地域ネタ - ジャンル:地域情報
|