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ヌマチチブ

Author:ヌマチチブ
川は身近な自然であり、北海道の歴史を物語ります。
そんな北海道の川の素晴らしさを、わかりやすく、老婆心も交えつつ、お伝えしたいと思います。

間違ってる箇所も多々あると思いますので、よろしければ教えてくださるとうれしいです。
どうぞ、ごゆるりと・・・
………………………………………
ヌマチチブとは、日本中に広く分布する頭が大きくずんぐりしたハゼ科の魚。顔を中心に無数に斑点があるのが特徴。
いわゆる雑魚で、「釣った」と思った瞬間、ガッカリ感と笑いを誘う、憎いあんちきしょー!

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北海道川原版
北海道の川のイベント、施設、川魚、植物、アウトドアや歴史、自然写真。 川原から北海道をめぐる情報ブログです。
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被災から開拓へ~新十津川町
「鳥も通わぬ十津川の里」

紀伊半島の深い山奥に位置する急峻な峡谷は「陸の孤島」と言われ、吊橋が交通路になっている奈良県吉野郡十津川村(十津川渓谷)。
古来から歴史の表舞台に、その名を刻んできたことでも有名です。

なんと「古事記」「日本書紀」に登場し、幕府から封建支配外に置かれるほど勤皇として名を馳せ、壬申の乱南北朝、そして幕末の功績により、明治4年には郷民全員に士族籍が与えられたほどです。

しかし、、、
「事が起これば国事に尽くす」という誇り高き十津川郷士の安住の地を、濁流が襲った――


明治22年8月、降り続いた豪雨により、谷壁はなだれ落ち、人々の家屋や田畑は一気に流された。
死者168名、全壊・流失家屋426戸、被災者はおよそ3,000人―

その当時としては、想像に絶する壊滅的な状況に、被災者救済が急務となり、ハワイ等の海外か、国内未開墾地への移住が候補にあげられました。

そこで、東京在住の郷出身者達が当時の永山武四郎北海道長官に掛け合い、被災からわずか2ヶ月後、600戸2,600人という、北海道開拓史上類をみない大移住が現実のものとなりました。


神戸港を出発した被災者団はまず小樽港へ。小樽からは列車で市来知(現・三笠市)、そして春まで滞在することになる滝川屯田兵屋まで苦難の行進を続けました。

温暖育ちの彼らには、雪道の寒さと歩きにくさは耐えようがない。
道中、集治監の囚人達が女性等をおぶったという記録も残っているほどです。


さて、いよいよ滝川屯田兵屋から、出発の春がやってきました。
6月、雪融け水で満々とふくれ上がった石狩川を渡り、
目指すは新天地・トック(新十津川町)へ――

石狩川

滝川市と新十津川町を威風堂々流れる母なる石狩川
*写真提供:「ロックン六区」―滝川市在住の柴犬さんが撮った北海道の自然・名所・星や月などで綴られる幻想的かつ癒しのブログ


開墾は言語に絶するものでした。
原生林を切り倒し、切り株をおこして捨てる。その繰り返し・繰り返し…

徐々に販売作物は増え、同時に、米づくりへの想いも強くなりました。

トックを流れる原始河川・石狩川、尾白利加川、徳富川等は曲折蛇行がひどく、太古以来、泥炭湿地をつくってきました。
しかし泥地は、改良すれば、米がよくとれる肥沃な一等地になる。。。
また当時の開拓者達は、自力で堤防を築き、治水対策をしていました。

徳富川支流

現在の徳富川支流。この清流が美味しいお米を育む。
*写真提供:新十津川町役場(画像の2次使用を固く禁じます)


明治31年、過去を思い起こさせる、石狩川流域に未曾有の大水害が発生!
しかし、災いは転じる――
畑作が全滅した中、試作中の水稲が登熟したのです。

水田熱はさらに勃発!
冷害に強く食味の良い品種「玉置坊主」が開発されるなど、新十津川町は北海道で最も富裕な農村に発展を遂げました。

桜と水田

春、田植えを待つ田んぼと満開の桜。
*写真提供:新十津川町役場(画像の2次使用を固く禁じます)


この十津川村の大水害と新十津川町の開墾は、川村たかしが「新十津川物語」として描き、NHKでもドラマ化(1991~1992)されましたね。
主人公の津田 フキを斉藤由貴が演じました。

新十津川物語記念館  新十津川町字総進188番地6
電話0125-76-2995
津田 フキの銅像もあります!

新十津川物語〈2〉広野の旅人たち 新十津川物語〈2〉広野の旅人たち
川村 たかし (1992/05)
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新十津川神社

本村(十津川村)から御分霊を奉斎した新十津川神社。剣道の奉納試合
*写真提供:新十津川町役場(画像の2次使用を固く禁じます)


被災時に受けた聖恩に報いるため、「会席酒宴ヲ為(な)スベカラズ」との一文も記された誓約書に連名し、悲壮な決意で第二の郷を築いた十津川郷士。

16年後、この地に実った米を使った酒をつくり、晴れて飲酒解禁!
徳富川の伏流水を汲んだ、豊醇でまろやかな地酒『金滴』 は、新十津川町の名品です。
汗と涙と、歴史の味がする!?

金滴酒造  新十津川町字中央71 電話0125-76-2341
一度行きましたが、歴史香る空知唯一の酒蔵です。


新十津川町開拓の、さらにくわしい内容は;
新十津川町公式ホームページ・新十津川開拓史 へ
(名前をクリックすると飛びます)

石狩川とピンネシリ山脈に抱かれた田園・新十津川町を実際に歩いて、歴史を感じませんか?
新十津川町開拓記念館・農業記念館
新十津川町字中央1番地1 電話0125-76-2622


<北海道の歴史に関する以前の日記>
新天地への道標~サムライ編(余市市・当別町)
石狩川舟運のはじまり・月形樺戸集治監
蝦夷共和国総裁の榎本公園(江別市)
土方 歳三と田本研造
創成川が生まれ変わる―1
創成川が生まれ変わる―2
■ この記事に対するコメント

新十津川町は隣町です^^ちょくちょくおじゃましていますが、まだ新十津川物語記念館にはまだ行った事がありませんf^-^;機会を見て行ってみたいと思います。
【2007/03/30 22:49】 URL | 柴犬U^ェ^U #- [ + 編集 +]

柴犬さんへ
今回はありがとうございます。

新十津川物語記念館って、有料なんですよね? わたしもまだ行ったことありません(笑)
ただ、新十津川町の中心市街地から、石狩川を渡って、滝川駅前まで歩いた事あります!
真冬に!!! 十津川村の被災民と逆な行路をとりました(笑)
でも、20分かからなかったと思いますよ~
すっごく近いですよね!
【2007/03/30 23:12】 URL | ヌマチチブ #- [ + 編集 +]


う~ん。今回も力作ですね。
北海道開拓は、常に川から始まるのですね。

一昨年、奈良県吉野郡十津川村付近をレンタカーで走りましたが、森が深く、うねった峠道といった印象でした。

機会を見つけて新十津川にも訪れてみたいと思います。
情報ありがとうございます。
【2007/03/31 22:02】 URL | 北海道の開拓魂2.0 #afXvPe0k [ + 編集 +]

たびびとさんへ
今回は、一番力が入ったと思います(笑)
ちょっと、長すぎましたが、読んで下さり、ありがとうございます。

十津川村はおっしゃる通り、秘境と呼ぶにふわさしいところだそうですね!わたしも機会があれば、ぜひぜひ行ってみたいと思います。

その十津川村の大水害と新十津川のはじまりは、北海道の歴史を語る上で、欠かせないと思っています。
あんなに大変な思いをしたのに、死ぬほど辛い開墾を成し遂げた、けなげな十津川郷民を尊敬します。
当時、北海道は道が拓けてなかったので、川が道の役割を果たし、川文化が開花したんですよねぇ~
【2007/04/01 10:58】 URL | ヌマチチブ #- [ + 編集 +]


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