春の山は、 「山笑う」「春紅葉」にたとえられるように、色とりどりで目に楽しい。 緑も、開いた葉と、今開く葉が交じり、同系色のグラデーションを描いています。
秋のように萌ゆる木も、散歩の途中でみかけますね。

春の色づきは、広葉樹の新芽が光合成で葉緑素をたくわえる前に、元来持つ色素が見える現象だそうです。 品種では、モミジなどのカエデ類が目立ちます。これも、もう少しで緑にかわるそう。
植物の営みは無駄がなく、四季折々に美しい。 日本人は植物をこよなく愛し、植物とともに生きてきた民族ともいえます。
ただ、、、 まわりを見渡すと、いつの間にやら外来種だらけ。タンポポもスズランも、日本産を見つけるのもむずかしい、思う以上に深刻な状況です。
北大植物園のHPに、 日本の絶滅のおそれのある植物についてというページがあります。
それによると、 日本版レッドデータブックには、絶滅種が35、絶滅危惧種146、危急種678、現状不明種36 合計895もの種がリストアップされているそうです。
*より詳しくはこちら;植物レッドデータブックCOMPLETE
紹介されていた絶滅危惧種の中で、 道内の湿地や河畔林に広く分布するクロミサンザシがありました。
バラ科サンザシ属の落葉小高木で、高さ約6mほどになるそうで、アイヌの人々はクロミサンザシやエゾサンザシなどを『アペ・ニ=(火の神が好きな木)と呼んだそうです。北海道外では長野県菅平にのみ分布します。
根室支庁林務課HPに写真が掲載されています。 クロミサンザシ
現在の河畔林は、代表種のハンノキ属が減少し、ヤナギ類が増えつつある状況です。 改めて、その地域地域に本来ある多様な植生の保全や再生について考えてしまいますね。
希少なクロミサンザシは、北大植物園内の灌木園で見ることができます。 4月29日から開園しています。 北大植物園 札幌市中央区北3条西8丁目

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