今日の北海道新聞の記事の中で、 「え”ーーーっ、ウソでしょう~!?」と、思わず声をあげ、今も動悸がとまらない記事がありました。
(以下、北海道新聞の記事より抜粋) 豊平川さけ科学館が老朽化で存廃の危機 札幌市、来年度までに結論
施設が老朽化し、2015年以降に建て替えなどが必要になるため、札幌市では豊平川さけ科学館の存廃について、市民へのアンケートや有識者会議を通じ、財政難の中、多額の費用をかけて存続させる必要があるか否かを、来年度までに結論を出す考えだそうです。
うぅーーーん、たしかに施設自体は古いですが、味があって好きですけどね。

人口100万人を超える大都市の中心に、これほど大量にサケが遡上する川があるなんて、世界でも稀なのです。その拠点がなくなるということです。
最近は、孵化や放流、研究に展示にくわえ、 札幌に生きる水辺の生物を、まず体感してもらう土曜体験など、身近な自然体験の場としても、注目すべきイベントの数々を実施しつづけています。
この写真は、毎年こどもの日恒例のサケ稚魚放流。事前申込なしで、時間内に行けば誰でも参加できます。

何度か札幌の川について紹介していますが、 札幌市民は川と上手につきあっていて、この時期になると、週末の水辺はファミリーやグループでいっぱいです。その一助になっている施設だと、胸を張っていえます。
老朽化といっても、どれほどのものか。耐震性とか、急を要する問題なのか、もっとくわしく知りたいですし、 財政の問題に照らし合わせて、存廃について、札幌市民として、いろいろ考えてみたいと思います。

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