北海道の中でも、 石狩から空知に広がる広大な石狩平野は、日本一ともいわれる「泥炭地」で、かつては農業は無理だといわれていました。
一見まっすぐな道路ですが、車のすぐ後ろあたりがゆがんでいます。

泥炭地の農道などを車で走ると、アップダウンが激しいのに驚きます。
泥炭とは、おもに低気温地域の沼地で、枯れた植物が十分分解されずに堆積して形成されます。 泥炭地は、泥炭が積み重なって泥炭層となり、地盤はとても軟弱です。
でも、泥炭は園芸用の腐植土として、培養土に混入して、土質を改善させるためによく使用されるほど保水性や通気性に富むため、泥炭が広がる地は肥沃ともいわれます。 *wikipedia泥炭より編纂
北海道は明治と太平洋戦争終戦直後に活発に開拓され、とくに戦後日本の食糧難対策に、土地を改良する客土や、泥炭が豊富に含む水の排水、治水工事が行われ、泥炭地はつぎつぎと農地に開発されていきました。 そして日本の食糧を支える、稲作と畑作の大生産地帯が誕生したのです。

さて、ここら辺りで道路をつくるのは、とてもやっかいなのだそう。 地面よりも高く盛り土し、そのまま放置するそうです。土が自然に下がって落ち着いたところで、やっと施工するという。だから田畑よりも道路の方がいくぶん高いです。

何千年もの間に繰り返された石狩川の氾濫と蛇行により、広大な湿地と泥炭地が築かれました。 扇状地も、何万年何千年もの間に繰り返された鉄砲水や土石流によりできる。
大自然の壮大な営み、その特性を生かした先人の知恵や労苦、そして北海道の特異な成り立ちが、揺れるたびにめぐります。

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