北海道遺産にも登録されているアイヌ語。 現在の北海道の地名の元となった、アイヌ語地名研究の第一人者で、 『北海道の地名』『アイヌ語地名の研究』などの著作でも知られる山田秀三(やまだ ひでぞう)氏の研究資料を紹介するパネル展が開催されます。
「アイヌ語地名を歩く-山田秀三文庫の資料から-2009・札幌」 パネル展 9/7(月)~11(金) ※最終日は15時まで
札幌とその近隣の地名に関する、山田氏が遺した地名調査の記録ファイルや地図、写真などが展示され、まるで山田氏と一緒に現地を歩くような感覚で、アイヌ語地名の世界に親しむことができるでしょう。
場 所:北海道庁本庁舎1階(道民ホール)B展示会場 (札幌市中央区北3条西6丁目) 問合せ:北海道立アイヌ民族文化研究センター 011-272-8801
地名は、川名が元になっているので、北海道の地名を知ることは、すなわち北海道の川を知ることでもあります。 アイヌ語は川の特徴を、見事に一語で現し、風景までをも想像させてくれる、まことに優れた言語です。その魅力に触れる機会としても、良いパネル展です。
テーマ:札幌/北海道の地域ネタ - ジャンル:地域情報
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