26日、環境省は全国の河川・湖沼・海域を対象にした、2009年度水質結果を発表しました。
水質調査は、水に含まれる生物化学的酸素要求量(BOD)や化学的酸素要求量(COD)を抽出して、環境基準と照らし合わせるもの。
河川のうち水質が最も良いとされたのは、北海道の5河川。 斜里川中流や白老川下流、歴舟川上流、豊平川中流、然別川上流の5カ所! (あとは岐阜県の庄川) さらに、湖沼の水質トップは支笏湖、3位に然別湖
まるでアジア大会の福島選手ばりの独占状態に、改めて北海道の自然の豊かさに感嘆した次第。
しかも、豊平川キターーーーーッ!
中流といえば、道都・札幌のバリバリ都心じゃありませんか。 これは札幌市民は、大いに胸を張っても良い結果なのでは。 札幌市の行き届いた上・下水道整備が、この好結果を呼び込んだのかもしれません。
来年もトップを維持できるよう、流域住民は責任を持って日々暮らしたいものです。
日本全国の結果の特徴としては、基準を達成したのは3335水域のうち2922水域で、全体の87.6%。前年度を0.2ポイント上回り過去最高を更新したそう。
今朝、近い将来の世界的な水不足についての特集を見てたんですが、そうなった場合、水の国・日本が果たす役割はきわめて大きなものになるそう。水を輸出する時代が、来るやもしれません。
わが国は資源の乏しい国と言われますが、未来に残せる、素晴らしい大きな資源があったのです。
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